2019年4月23日火曜日

スペインに、コンビニのような店がない理由

 年始に、日本に住む日本人の友だちに会いました。

彼女は一時外国に住んでいたので、ヨーロッパ店事情が多少

わかだろうと、思っていました。

お会いしたとき、どんなテーマで話していたか覚えていない

のですが、たぶんスペインの小さな市では、日曜・祝日は

お店が開いていないので、私は外に出ない傾向になったと

いう話だったと思います。

そこで、友だちが「コンビニは?」と聞いてきて

私は「コンビニはありませんよ」と。

彼女は驚いた顔で「コンビニないの?」

日本にいると、お店がいつでも開いているので、買い物をす

る時間帯を考えなくなるのではないでしょうか。特にコンビ

ニや24時間営業のスーパーを日常的に利用している方は、

そういう傾向になるのかもしれません。


どうして、スペインに24時間営業のお店がないのでしょう

。実はデパート会社経営のガソリンスタンドを兼ねた

「Hipercor」と言うお店があって、24時間営業と表示して

あります。しかし、防犯上から、夜12時になると、入り口

はしっかり施錠され、小さな窓口で店員に買いたいものを言

って、買う仕組みになっているようです。

私は日本に長く住んでいた日本人なので、コンビニと比較す

ると、魅力ある商品がないと思うので、昼でも夜でも

「Hipercor」のような店へ行く習慣がありません。


私の個人的意見ですが、なぜスペインにコンビニがないの

か、思いつく点を揚げてみました。

スペイン人は、日曜・祝日に買い物をする習慣がない。

「コンビニ」のような店があったら、日曜・祝日も働かな

 ければならないから、必要ない。

家庭料理が一番だから、いつでも買えるお弁当やサンドイ

 ッチは必要ない。お弁当を買う習慣もないし「Bocadillo 

 ( ボカディヨ )スペインのサンドイッチのようなもの」を

 買えれば、満足。
Restaurante rRncón de Pepe - La Roda Bocadillo de Jamón


便利な経済社会であれば、勤労しなければならないから、な

るべく働きたくないスペイン人にとって、いつでも開いてい

て、ほとんどのものを買える便利な店は必要ないということ

が大きな理由だと思います。


付け加えたいのですが、

日曜・祝日に格安航空会社便に搭乗する方は、要注意。

工場が閉まっているので、普段はどこでも買える「ボカデ

ィヨ」もないことが多いです。

工場で朝3時にお店に出す食べ物を製造しているなんて、

スペインでは、考えられないことなんです。それも、日曜・

祝日にも。




いつも読んでくださり、ありがとうございます。

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