日本語能力試験まで、残すところあと6日となりました。
N2 以上の漢字は、漢字を使わない国の受験者にとって、
大変難しいです。
日本では漢字はせめて読めればいい、と言う考えもあります。
日本人なら誰でも経験があるでしょうが、
小中学校時代にわからない漢字を漢字辞典で調べたり、
本を読んでいるうちにだいたいの意味が分かってきたりしたことがある、
と思います。
しかし、日本語学習者はしばしば熟語が読めても、一つ一つの漢字の意味が
分からないと、トータルでどういう意味かさえも理解できないことがあります。
それゆえ、訓読みの大切さを実感します。訓読みは、その漢字の意味そのものを
表しているからです。
以前から、以下のような教え方をしていますが、
例えば
🌸 評価 評する(ひょうする ): その人や事について、良いか悪いかを話し、
決めること。
値( あたい) :その人や物や事の値だんのこと
🌸 豊富 豊(ゆたか) : 物がたくさんあること
富(とみ): お金や土地など
🌸 記憶 記す(しるす): 文字や文を書くこと
憶う(おもう):いろいろなことを思う
根気がいる作業になります。
生徒と教師の根気比べが、まだまだ続きます。
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