先日、ブログで罠、虎ばさみにかかってしまった鳩の話
をしましたが、発見から2週間ほどたって、外してあげる
ことに成功しました。
しかし、左足が黒く変化していて、十分な餌を食べられない
と思い、うちのベランダから餌やりをしています。
当然、他の鳩達も来てしまい、皆にエサをあげるようになっ
ています。
近所の目が気になりだし、調べたところ、バルセロナ、
マドリッド、マラガ、サラゴサ、カステヨンなどの市で、
鳩へのえさやりが禁止されていて、60から600ユーロ
の罰金が課されるそうです。
以前から、うちのマンションは構造上、鳩が住み着いていて
割と多いんです。そのため、吹き抜けの明り取りのパティオ
にたくさんのフンがあります。
いくつかの罰金刑判例を読んで、怖くなったので、もうベラ
ンダでも、パティオでも餌やりしないことに決めました。
しかし、あの鳩大丈夫かなと心配。野生なので、捕まえて
飼うこともできません。
この条例は、鳩だけでなく、猫などにも適用されています。
スペインでは、日本のように鳩、スズメを保護鳥類と認めて
いません。ただの「害虫」と思っています。
猫にも適用するってことは、猫も害虫と思っている?
はい、ホントにそういう人が多いです。
このスペインいくつかの市の条例について、
☆矛盾に思うのは、猫はもともと人間が捨てたのに、
どうして餌をあげるのを禁止するのか?
☆ある市では、警察署が網で鳩を捕獲し、殺しています。
それは、動物虐待にならないのだろうか?
☆スペインでは、公園や道端に平気で食べ物や飲み物の缶
などを平気で捨てる人が大勢います。
そういう行為は、動物にエサをやることにならないのか
疑問です。
うちの前の道で2羽の鳩が、車に轢き殺されました。
日本ではこういうことあまりないですよね。
その後、道の真ん中に菓子パンやボカディーヨが捨ててあ
り、鳩が夢中になってそれを食べているのを目撃。
もしかして、轢かれるようにわざと食べ物を道に捨てた
可能性あり。残酷ですよ。
そういうのを見たときは、私は必ずその食べ物を歩道の方へ
移動します。
私の住んでいる市は、観光地でもなく、小さい町でもなく、
1980年代から若い世代、移民が移り住んできた市です。
こういう中途半端な市の人は、マナーが特別悪いのかどうか
はわからないのですが、うちの近所はごみのポイ捨て多いで
す。それに加え、犬の落とし物放置。人間のものの時もあり
ました。ギャー!
虎ばさみにかかった鳩の様子を見に行ってた時、
広場のごみを拾って、ゴミ箱へ。
鳩が助かった今も、私の日課になりました。
いいことしている気持ちはまったくありません。
日本では普通のことだから。
話が、鳩からスペインのマナーの悪さへ行ってしまいまし
た。
自分を弁護していると言えば、そうです。
誰かに責任を擦り付けているかもしれません。
ただ、私は動物好きでも、他の方の迷惑も考えています。
今年は、スペインも猛暑なので、鳩や雀たちが心配です。
それに加え、この地域は雨がほとんど降らないので、飲み水
に困っているようにみえます。
水を与えることは、禁止していないと思うので、水やりして
います。
広場にちょうど段差があって、そこに3リットルほどの水を
かけると、小さい水たまりになります。
見ると、鳩が数羽水を飲んだり、水たまりに浸かって涼んで
いました。
広場にFuente (フエンテ 水飲み場 ) があり、井戸水のよう
で、水が冷たいです。水道水より、冷たい水の方を好む
ようです。
この写真は、You tubeからお借りしました。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿