これはスペイン語で、キリスト教の復活祭のことです。
イースターというと、日本に住んでいる人も
春に、ゆで卵に色づけしたり、鶏や卵型のチョコレートが売っているアレね、
という感じでしょうか。
私が初めてそういうチョこレートを見たのは、デパートの地下階食料品売り場
( 今はデパ地下と言います が)、
フランスの高級食料品店、フォションのウインドーでした。鶏型のとても大きい
チョコレート、中は空洞になっているそうです。
現在住んでいるのは、東京でもなく、パリでもなく、
スペインの小さい市なので、安いお菓子を買いました。これは、伝統的なもの
じゃなくて、駄菓子を串刺しにした新商品です。
鶏もひよこもあり、春らしい色。マシュマロに砂糖をまぶしてあります。
Mona de Pascua ( モナ・デ・パスクア ) というパン菓子もあります。
1月の東方3賢王の日に食べる Roscón de Reyes ( ロスコン・デ・レイエス ) の
パン生地に似たパンの上に、なんと殻ごと色付けされたゆでたまごがのっています。
Mona なので、ピンク色でかわいいからなのか、と勝手に思っていましたが、
この言葉の起源はアラビア語だそうです。ギリシア語という人もいます。
かわいい男の赤ちゃんを見ても、「Mono」( モノ )とは言いません。
Mono は猿のことだからです。
ついでに、Monos ( モノス )は、つなぎのことです。数年前、流行しましたよね。
ジャンプスーツ、オールインワンとも呼びますね。
話は戻って、復活祭に、このお菓子を食べるのは、バレンシア、バレアレス、
カタロニア州だけだそうです。ただ、これを買う家庭は少なくなってきています。
スイスやフランスから輸出された卵型、ウサギ型のチョコが多くなり、
お菓子屋さんのウインドーもチョコで作ったキャラクターのものが多いです。
出典: Castellón en fiestas Benages のウインドー |
スペイン人は、大のチョコ好きです。
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