スペインでは、今、日本食ブームです。。
と言っても、日本食 = 寿司だと思っている人が多いです。😢
で、このスペイン人が思っている寿司は、日本人が思う寿司とは全然違います。
スペインの寿司は、ロンドンやフランスや、元々はアメリカから渡ってきた寿司
じゃないかな、と思っています。
こういう日本以外の影響を受けていないのが、てんぷらじゃないのかな?
たまに料理の仕事をするんですが、スペイン人のお客さんが、必ず注文するのは
天ぷらです。
てんぷらは天ぷら、てんぷら、テンプラ、天婦羅、天麩羅といくつかの書き方が
あります。
天ぷらは、日本以外の影響を受けていないと述べましたが、「てんぷら」という
言葉は元々は日本語じゃないそうです。
その語源は、いくつかの説があって、
ポルトガル語の Tempêro ( 味という意味 )、動詞の Temperar ( 調味料を加える、
または、油を使用して硬くするの意味 )、Temporras( 金曜日の祭り )、Templo
( 寺の精進料理 ) などの説。
それから、スペイン語、イタリア語の Témporas ( 天井の日、斎日 ) などの説。
キリスト教の古い習慣には、復活祭46日前から復活祭までは、肉食、卵、
乳製品を食べないという決まりがあって、今ではそれを守っている人は、
スペイン人の中では皆無のようですが、
「私の祖母は今でも、その時期は肉を買わない」という話を10年前ごろ
聞いた覚えがあります。
野菜と魚介類を揚げるてんぷらは、個人的には、昔のキリスト教の習慣に関係して
いるのではないか、と思います。
日本にポルトガル人が来る以前にも、油で揚げる料理というのはあったそうですが、
皆さんはどう思われますか。
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