がほとんどですが、私の住む Castellón de la plana (カステヨン・デ・プラナ)市で
初春に開催される祭り、マグダレーナ祭は、宗教とは全然関係ありません。
この祭りの起源は、1251年にこの町の起源を記念して、マグダレーナ丘から
海岸沿いの肥沃な平地に町を移したのが始まりです。
毎年、祭りの開催日はカレンダーによって決められ、キリスト教の復活祭の40日
前の第3土曜日にマグダレーナ祭が始まります。
今年は3月3日から11日までです。本年ポスターの一部分。
出典: Castellón Virutual |
さて、この祭りのメインは祭り二日目の日曜日早朝、市の中心から、徒歩で
マグダレーナ丘まで行くRomería ( ロメリア ) という行事です。
私も生徒のお母さんとまだ5歳ぐらいだった生徒と、一度だけ歩きました。
たぶん8キロぐらいの距離でしょうか。途中、サンチャゴ・デ・コンポステラの
巡礼の道と重なっている所があります。
マグダレーナ丘に着くと、人々はお弁当を食べたり、市が用意した
Paella Monumental (パエリア モヌメンタル )の列に並び、そのパエリアを食べたり、
露天商を見て歩いたりします。
ロメリアへ行くときは、こんな服装で。
出典: ABC.es |
西暦年がプリントされている緑のリボンは、ロメリアへ行ったという証拠に
なりますが、このリボン、ロメリアへ行かなくても市から無料でもらえます(笑)
出典: Castellón Turismo |
一部の人によると、この祭りは酔っ払いの祭りで、羽目を外しすぎの人が
大勢いるそうです。というか、ほんとです。
信号無視の車、酔っ払い運転など、
たいていの悪いことを警察も見逃すという、驚くべき事実。
私の場合、そういうことに目くじら立ててもと、一切無視。毎年程よく楽しむ
ようにしています。
スペインは個人主義の国なので、
人は人、自分は自分と思うことが、スペインに長く住むコツです。
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