その間違いに気づいたのは、最近のこと。
アンドレス・イニエスタ選手のビッセル神戸への移籍発表会で、
そのマンガの作者である高橋陽一さんが、彼に2枚のイラストをプレゼントした
ときです。 写真はお借りしました。
高橋先生は、一枚にはFC バルセロナのユニホーム姿のイニエスタを描かれ、
もう一枚には、ヴィッセル神戸のユニホーム姿を描かれました。
サッカー少年が夢中になった先生の代表作品は、「キャプテン翼」だったんですね。
すみませんでした。「走れよ翼」という歌があったので、勘違いした私。
この作品は、高橋先生デビュー作でもあったんですね。最初は、読み切りとして、
少年ジャンプに掲載されたのが、1980年。翌年から、連作開始されました。
この作品は、国内外問わず、少年たちに影響を与え、プロ選手になった方々の中にも
この作品のファンがいらっしゃるそうです。
イニエスタ選手も、その一人で、ヴィッセル神戸への移籍発表前から、
「彼は、キャプテン翼の大ファンだから、中国のチームでなく、
やはりヴィッセル神戸を選ぶだろう」と報道を賑わさせていました。
まんが「キャプテン翼」の小学生編です。
イニエスタは、スペイン語で読んだのかしら?
出典: e Book.Japan |
調べてみたところ、日本でのキャプテン翼のアニメ放送は、1983年で、
スペインでは テレビチャンネル「Tele 5 」で1990年に放送開始したそうです。
イニエスタ選手は、1984年生まれですから、6歳ごろにキャプテン翼のアニメを
観ていた可能性大ですね。
こんな新聞記事を見つけました。タイトルは、「フエンテアビラのオリベル・アトム 」
https://www.elperiodico.com/es/deportes/20180524/andres-iniesta-oliver-atom-campeones-captain-tsubasa-manga-6837917
スペインでは、主人公は翼ではなく、Oliver・ Atomという名に変わっていて、他の
登場人物の名前もすべて変えてあります。記事には、
「イニエスタ選手は、子供のころ、このアニメに関係した服をコレクションしていて、
Oliver Atom のジャージ上から、マンボ―FC の Julián Ross ( 日本では三杉淳だが ) の
背番号14のユニホームまで持っていた」そうです。
高橋先生が2013年にバルセロナの サロン・デ・マンガにいらした際、
「現役サッカー選手の中で、オリベール・アトムに一番よく似ているのは、
アンドレス・イニエスタ選手です」とコメントしていました。
先生は、FC Barcelona の大ファンだそうです。作品は本当に現実味があるものだと
思います。
作品でも、翼はFC Barcelona と契約しましたね。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
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