という地中海に面する小さな市の海岸について、話しましょ
う。
この写真は市の北東の端、Voramar ( ボラマール )の
小高い山を少し登ったところから撮った写真です。
Playa de Calas |
住んでいました。この地区のバルセロナ大通りには、松の
並木道になっていて、大きな別荘がいくつかと、アパートが
建っています。
スペイン語で ( Apartamiento )アパルタミエントは、
海岸沿い、または、海岸のすぐそばに建つマンションのこと
です。日本語のアパートとは全然違いますね。
私が住んでいた住所がAvenida Barcelona で始まるので、日本
に住む友人は、私がバルセロナに住んでいたと勘違いしてい
ました。(笑)
海岸沿いのプロムナードを歩くと、バレンシアのお金持ちが
20世紀初めに建てた別荘が並んでいます。
Frickr |
Frickr |
日没時に散歩するのがお勧めです。こちらは博物館ではな
く ( 2番目写真 )、実際、持ち主の方が夏に住んでいらっし
ゃいます。
海岸は人工的に作られたものですが、海水の質がとてもよ
く、ホテルの値段も良心的でお勧めです。
魚、肉、野菜、果物など日本人の物価感覚では、大変安く
感じると思います。それでも、15年前と比べると、1,5
倍ほど物価が上がっています (水とかパンを除いて )。
アパートを借りるのもいいですが、家賃が結構高いかも
しれません。マドリード在の小金持ちの方々は、こちらに
アパートを持っています。自宅保有のほかに別荘まで、
日本人はまねできませんよね。
スペインの多くの場所では、歴史的にイスラムの影響を受け
ていることを皆さんもご存知だと思います。
この市の名前がアラビア語起源で、Casim ( カシム ) は
息子の意味、Beni ( ベニ ) はそこを支配していたアラビア人
の名前だったそうです。
スペイン語では Hijo de Beni ( イホ・デ・ベニ )、だから、
ベニの息子という意味になります。
現在では、イスラム式の古くからの建物などは存在して
いないようです。
アラゴン王であったハイメⅠ世がイスラム支配下にあった
地域を征服し始め、1232年からは、バレンシア
の征服を始めたので、もしかしたら征服時、イスラム式建物
は破壊されてしまったのでしょうか。
セビリヤやコルドバでは、イスラム式建造物が残っていて、
そういう場所を訪れるのが好きです。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
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