2018年7月1日日曜日

スペインではサッカー選手に何を投げる?

     今晩は韓国代表サッカーチームの報告会で、

一部のファンから生卵が投げつけられた話について。

韓国チームは決勝進出0パーセントの中、3回戦のドイツ戦

を2対0で勝利しました。

ドイツは、前回ブラジル大会での優勝国でしたので、

韓国代表のシン・テヨン監督は、少し名誉挽回できたよう

です。

選手たちが監督とともに、ソウルへ帰り、インチョン空港で

約500人のファンに迎えられたのは良かったのですが、

そこで報告会が行われた際、

一部のファンからふたつの生卵が投げつけられ

現場は一時騒然となったそうです。

朝鮮日報によると、「愚行に及んだ3~5名のグループは

すぐさま取り押さえられ、強制退去を命じられたという。

シン・テヨン監督も「みなさんのおかげで最後の1%の

奇跡を起こすことができました」と謝意を述べたが、

どこか後味の悪いセレモニーになってしまった」

韓国では思い通りに活躍しない選手に、

生卵を投げるんですね。


スペインでは、どうでしょう

一番多いのが、やはりヒドイ罵りのことば

スペイン語に、そういう言葉がたくさんあります。

代表チームへではないのですが、以前、サッカー場で

投げつけられたものがあります。

それは、「Cabeza de chancho」と言って、子豚の頭です。


FC Barcelona Noticias


ポルトガル人選手、ルイス・フィーゴが2002年、

FC Barcelona から、Real Madrid への禁断の移籍をし、

彼がクラシコの試合のため

バルセロナの本拠地カンプノウ戻った際、

試合中投げ入れられました(11月23日土曜日)。


スペインでは、子豚のCochinilloから派生した言葉の

Cochino」は、不潔という意味になります。

スペインでは、ハモンやチョリソーなどの豚加工品を

たくさん食べられる割には、豚さんはいい意味ではない

のが、だいぶおかしいと思いますが、、、


そういえば、「Chorizo チョリソー」というのは

泥棒を意味します。

脱税や汚職で捕まったりすると、集まった野次馬から

「チョリソー」と怒鳴り散らされます。


そのルイス・フィ―ゴさんは、お金に目がくらんで、

禁断の移籍をしたらしいので、今でもカタロニアでは

Pesetero ぺセテ―ロ」( お金のためなら何でもする人   )

と呼ばれています。

明日日曜日、スペイン対ロシアの試合があります。



いつも読んでくださって、ありがとうございます。

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