スペインでは、コロナ感染が増えて、またロックダウンになったらと不安な声を耳にす
る。今は夏と言うこともあってスペイン人は楽しく夏を謳歌してしているようだが、3か月以
上も学校・大学などの閉鎖は人々の心に影を落としていると思う。
長年応援していた俳優の三浦春馬君の死去の知らせを聞いてから、私は夜中に目が覚めて
、なぜ?朝目覚めてもなぜ?と繰り返している。そして、友人、大学の先輩が30代で逝った
ことを思い出して、寂しさに戻された。
このブログでだいぶ前、春馬君出演のコマーシャルと舞台について書いたことがあるが、
今日はドラマについて、
一番好きなドラマは「僕のいた時間」で、彼の代表作になると思う。
上のYouTubeのビデオは今回の悲しい出来事が起きる前に作られたもの。
春馬君はゆずが大好きだ。ゆずが好きだというだけで、彼の人柄がわかると思う。
実際、このドラマでは、ゆずの他の曲( よろこびのうた ) が応援歌になっている。
このビデオはイタリアスペイン人かラテン系の女の子が制作したようだ。実は、スペイン、
イタリア、ロシアなど多くの国に彼のファンが多い。ファンの年令は24歳から30歳ぐらいだ
と思う。
ビデオが消されてしまったので、お借りした写真を載せる。
若いファン達は彼が主演した映画「恋空」、ドラマ「14歳の母」を観てファンになったよう
だ。私もその一人。日本語の生徒さんから、「14歳の母」がとてもいいと勧められていた。
私はヨーロッパで春馬君のような魅力を持った俳優を知らない。
世界中の若き、特に女性が韓国・中国・台湾などのドラマに夢中になっているのは、
アジア人俳優のなかに西洋人俳優にない魅力を感じているのかもしれない。
日本の報道・雑誌では死去の理由を探しているが、探しても彼は戻ってこない。
誰かのせいにしても、戻ってこない。
春馬君が夢に出てきたというファンがいた。天国で神様と一緒にいる春馬君。
この3週間、たびたび考えていたからだろう。私の夢にも彼が出てきた。
春馬君はしっかりと、まっすぐ一生懸命に生きて作品を残したから、これからもきっと新
しいファンが増えていくだろう。日本だけでなく、スペインでも増えるように微力ながら
日本語生徒さんに「恋空」、「君に届け」、「ブラッディ・マンディ」、「サムライハイス
クール」をお勧めしていこう。アニメファンの生徒なら、「進撃の巨人」も「銀魂2」もいいだろう。
春馬君、たくさんの思い出をありがとう。君が残してくれた作品をたくさん観るよ。
舞台はダイレクトで見られないのが残念だけどね。
ゆっくり休んでください。
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