コロナのせいで、多くの国・地域での実施が中止になった今回の日本語能力試験でした。
私の生徒さんはバレンシアで受験しました。マドリッドのように中止になったらと、私は一週間前までは、心配していたから、無事に終了してうれしいです。
コロナ対策のため、各教室のスペースに適応する収容人数を考慮した結果、可能収容人数に達した時点で、願書申し込みが締め切られたので、受験希望だったのにかかわらず、できなかった学生さんもいたのではと思います。
いつもなら、N5受験の生徒さん、もっと多いと思うが、私の生徒によると、計33人で、ひと教室に12人の受験者がいたそうです。
昨日、N5受験が終わった生徒さん3名のために、新しい教科書を注文しました。
「大地初級1」を終えてから、N5のために3,4か月と試験練習問題と模擬テストを続けてきました。
次の目標はN4になると思うが、なかなか難しいので、道は遠いです。
生徒さんと話し合って、高校一年生の生徒さんには「まるごと初級2 A2かつどう」、大学生以上の生徒さんには「大地初級2」を選びました。
実は働いている生徒さんには「はじめよう日本語 初級1」を購入したいけど、マドリッドのオンラインショップでは取り扱ってないようです。
数年前から教科書「大地」を取りあつかっていただいて、本当にうれしい限りです。
「みんなの日本語」ではあまり満足していなかったですからね。
「フリーランス日本語教師naonao人生山あり谷あり奮闘記」さんブログから、お借りしました。「大地」の執筆者町田先生のコンセプトのお話。
「大地」の目指すもの
*スキーマを活用して、自己表現に繋がる日本語
イラストのメリット
*シチュエーションを理解しその状況を日本語でどう表現するのか
*表現するためには文法理解だけではなく、言葉を覚えることの重要性を認識する
スペインは今、寒さは和らいだ数日ですが、まだまだコロナの心配、それから、気温が高くなるとお子さんは熱をだします。親御さんは「ウィルスのせい」と言っています。
寒暖の差は体調を崩しがちですから、皆さん、お体大切にしてくださいね。